渡辺浩二設計室 のブログ

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家づくりのアンケート調査の回答のなか、建物で重視したいポイントとして、必ずこの二つが上位を占めます。それは、
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耐震性と断熱性、毎回おなじです。快適な室内環境で省エネ、そして地震にも安全だ、ということは、住宅に求められる基本性能です。
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耐震性能については1995年の阪神淡路大震災を契機に法令の整備が格段に進み、断熱性能は室蘭工業大学の鎌田先生が高断熱高気密住宅を提唱され、松井修三さんの著書「いい家がほしい」が注目された2000年前後のところで、家づくりの一般的なトピックとなった印象です。以降、さまざまな材料や工法が開発、提案、紹介されて現在に至っています。

仕様についての国内の統一された基準として、同じく2000年に制定された「日本住宅性能表示基準」には、これらのふたつを含めた10項目の基準が定められています。現在では建築基準法の上位概念として長期優良住宅、フラット35、エコポイント、バリアフリー改修助成工事そして低炭素住宅などの仕様の認定基準にもなっています。公による統一基準ができてくれたおかげで、ウチが一番で他はダメですよと根拠も無く叫ぶ、前時代的な「困ったひと」は激減したようです。
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情報ならばいかようにも入手できそうな昨今ですが、「工法や仕様など、家づくりにおいて、いったいどんな選択肢があって、それぞれにどんな長所短所があるのかよくわからない」といったお話は、ご相談を受けるなかでよく伺います。たしかに市販の解説書やマニュアルは、不必要に詳細すぎる面があるようです。

ならば特定のメーカーや材料・工法に利害関係をもたない文系出身のCM建築士として、これらの概要を掴める、専門用語を使わない家づくりのガイドマップを自分で作ってしまおうと大胆にも思い至りました。
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項目を以下のように絞りました。全部で10あります。

1:地震につよい家
2:夏涼しく冬暖かい家
3:長持ちする家
4:火災に強い家 
5:シックハウス 
6:音とニオイ
7:バリアフリー
8:防犯性能
9:スマートハウス
10:コストパフォーマンス

これらをもとにして以降、数回に分けて書いてみます。