渡辺浩二設計室 のブログ

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人間にできることの僅かさとすごさのあいだを揺れながら謙虚に進むことが、技術屋(建築屋)の健全な姿勢であるとおもっています。けれど20日未明に発生していまも救出活動が続く、広島市での土石流災害は、我が目を疑いたくなるような甚大なもので、二ユースの映像に呆然とするばかりでした。


当初はただ推移を見守ることぐらいしかできなかったのですが、時間の経過とともに全体的な被害の状況やメカニズム(ピンポイントで発生した集中豪雨による土石流の発生)などがわかり、このような豪雨による災害は今後どこでも起こりうるのだということを知って、そしてそこから考えを延ばすと、遠因が温暖化にあるのだとすれば、この災害は私たち自身(の生活習慣)と無縁ではない、むしろ相応の結びつきを持つ事柄なのではないかという考えが、頭の底の奥のほうから響くようにもなりました。


だからといって「人間は傲慢だから、滅びるべきだと思います」といった究極の他人言や、災害発生の初期段階に一部の報道機関からなされたような「犯人探しのコメント取り」に意味があるとも思えません。ならばどうするのか、おまえはいったい明日何ができるのかとの自問にどう答えるのか、堂々巡りが続いています。


救出活動、復旧作業を続けておられる方々には、どうかご安全にあられますよう、そして一人でも多くの無事が知らされますよう、お祈り申し上げます。


被害に遭われた方には、謹んでお見舞い申し上げます。
そしてお亡くなりになられた方には、ご冥福を深くお祈り申し上げます。