渡辺浩二設計室 のブログ

〒684-0033 鳥取県境港市上道町3256上道ビル6号 TEL/FAX : 0859-42-5357
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今朝の境港はあいにくの雨と風ですが、もうだいぶ暖かくなって、すっかり春ですね。
桜も満開となり、近所のお花見スポットの市役所中庭は、いまが見頃のようです。


すっかり春なのですが、つい一週間前までのテニスは、そのほとんどが室内でした。12月から3月の間、近隣の公営コートでは原則、ナイター使用がなかったからです(寒いので)。インドアコートは米子市内に2面あるだけなので、仲間内でのテニスは大抵、体育館にネットを張っておこないます。


「体育館コート」は、ワックスのかかったつるつるの板張りコートです。そこにフェルトで覆われたテニスボールを打ち込むと、バウンド後の球脚は恐ろしく速く、赤土や芝やカーペット、塗膜など、さまざまな表面がテニスコートにはあるのですが、そのなかでもおそらく最速の部類です。よくわからないけどきっと、ウィンブルドンより速い?


4月に入り東山庭球場もナイター使用が再開され、これから秋までは「外テニス」の季節です。まだちょっと寒そうですが、運動不足解消という重要なミッション(!)を果たすべく、今夜から砂入り人工芝のコートで再始動です。雨があがってくれるとよいのですが・・・

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写真は、サービス練習をするMさん。
カメラマン(ワタナベ)の腕の問題により、なかなかよいタイミングで撮れず、たくさん「練習」してもらいました。


今日からデビスカップ準々決勝ですね。がんばれニッポン!
境港は朝晩はまだ寒いのですが、そろそろ桜の花びらが舞いはじめています。

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写真は先週、日吉津村から米子市内へ向かう途中に見つけた、日野川沿いの桜並木です。地元の方には例年のことなのでしょうが、こんなところに咲いていたんだと満開の花につられながら、なかば迷い込むようにしてたどり着きました。


週末なのに人気(ひとけ)もなく、進入路や駐車場の整備もされたばかりのようで、あるいは来年以降のお花見スポットとして、本格稼動の前段階なのかもしれませんが(?)、思いがけないところで桜のトンネルを楽しませてもらいました。

恥ずかしながら正直に告白すると、20数年前、新人研修の座学で「せきさん」と聞いても、そこから「積算」の文字を頭に浮かべることができませんでした。


実務上の感覚を言葉に直せば、「図面から材料の数量、工程から手間の数量を、計算を積み重ねて出すこと」といった感じですが、あれから20数年を経て、建築業界ではおなじみのこの言葉にふつうに接することができるようになったのは、成長したとよろこんでよいのか、元々の語彙の乏しさを反省すべきなのか、正直なところよくわかりません。うーん。


あらためてデジタル大辞泉を調べたら「数を次々に加えて計算すること」との説明でした。
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手作業とはいえ実施設計図はCADでの作図なので、数量の読み取りもそのままパソコンの画面のなかで完結します。が、基本設計は紙と鉛筆からはじめることが多く、その場合の数量の拾い出しは手書きと手計算です。


手をダイレクトに動かすことによって得られるスケール感や、電卓の計算速度が可能にする「寄り道」は、どちらも家づくりに限らずその建築の肝(というか核というか・・)を育てるための、大切な栄養分のような気がしています。


写真は現在基本設計中の積算用のメモ書きです(栄養分たっぷりでした^^)。
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「日除けの木をあたらしく植えたので、もしよければ参考に・・・」


ガーデンデザイナーのS様より連絡をいただきました。


建物の竣工からもうすぐ7年目です。庭は、特にこれからの季節は緑が映えてきれいなのですが、この前までスイセンが見頃だったようで、もうすこし早く出掛ければよかったと残念に思いながらも、春本番を迎える緑を感じながら歩くのは、とても気持ちいいです。

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あたらしい庭木は観賞用に設えたFIX窓の中心に映るよう据えられて、通りからの視線と、これからの季節に射し込む、高度の低い朝日をやわらかく遮ります。

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塀や生垣を用いずに庭を緩衝地帯として、「ウチ」と「ソト」をやわらかく遮りながら繋ぐのは、きっと配置と樹種の選定の妙がもたらしているであろうというのはアタマでは「わかったつもり」だったのですが、こうして(庭ですが)現場で心地よさを直に感じて、あらためて建築計画における植栽、緑の効果、コーディネートの大切さに思い至った午後となりました。


S様ありがとうございました(また、相談させてください)。