渡辺浩二設計室 のブログ

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「赤ヘル1975」 (Click!) 、先日読み終えました。


なぜカープファンになったのだろうと振り返ると、おぼろな記憶やきっかけはいろいろと浮かぶのですが、どうしてずっとカープファンなのかとの自問に、おそらくその理由はひとつなのだろうと気付かされて本を閉じました。全くの余談ですが、チンチク先生のところで頭に浮かぶイメージは、なぜか必ずマキタスポーツさんでした。


背番号14を背負ってマウンドに立つ大瀬良大地の姿に、鼻の先がツンときてしまうアナタには間違いなく必読書ですし、夏の夜に読む本をお探しの方にも、ぜひ。


仮設工事の「仮設」とは、工事を円滑に進めるために、仮に設ける(完成時には撤去する)一時的な施設や設備などを指します。例によってウィキペディアを覗いてみたらそれ自体の記載は無く、ことバンクによると「足場、養生、清掃片付け、工事用電力・用水、仮設トイレなどに関する工事が含まれる。」と、ありました。


建築以外にも広く一般的につかわれる言葉なのだろうと思い込んでいたのですが、どうやら建築関係の専門用語に近い扱われ方のようです。まっさらなパソコンに「かせつ」と入れて漢字変換すると、ふつう、「仮説」と表示されるのだそうです。

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写真中央、柱に白い四角形の箱が2つ取り付けられています。
これは工事に必要な電源を確保するための、「仮設」のコンセントとメーターボックスです。

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中を開けるとこんな感じです。各回路ごと、そしてメインのところに漏電遮断機(ブレーカー)があるのは、完成時、建物内に取り付けられる分電盤と同じ構造です。底の部分にある切り抜きは、コンセントを差したときでも蓋を閉じることができるように設けられた、電気器具のコードを通すためのものです。

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これは「仮設」の水道です。
敷地内にあるメーターボックスをそのまま活かして設置しています。


電気と水道、そしてトイレを備えて、まずは準備完了です。
建築工事の前に、まずは既存建物の解体工事がはじまります。

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梅雨が戻ってきたかのようなお盆の境港でしたが、うってかわって今日は(蒸し)暑いです。
皆様お住まいの地域はどうですか?

暑い地域の皆様には、休息とこまめな水分補給等、どうぞ、くれぐれもご自愛を・・

人間にできることの僅かさとすごさのあいだを揺れながら謙虚に進むことが、技術屋(建築屋)の健全な姿勢であるとおもっています。けれど20日未明に発生していまも救出活動が続く、広島市での土石流災害は、我が目を疑いたくなるような甚大なもので、二ユースの映像に呆然とするばかりでした。


当初はただ推移を見守ることぐらいしかできなかったのですが、時間の経過とともに全体的な被害の状況やメカニズム(ピンポイントで発生した集中豪雨による土石流の発生)などがわかり、このような豪雨による災害は今後どこでも起こりうるのだということを知って、そしてそこから考えを延ばすと、遠因が温暖化にあるのだとすれば、この災害は私たち自身(の生活習慣)と無縁ではない、むしろ相応の結びつきを持つ事柄なのではないかという考えが、頭の底の奥のほうから響くようにもなりました。


だからといって「人間は傲慢だから、滅びるべきだと思います」といった究極の他人言や、災害発生の初期段階に一部の報道機関からなされたような「犯人探しのコメント取り」に意味があるとも思えません。ならばどうするのか、おまえはいったい明日何ができるのかとの自問にどう答えるのか、堂々巡りが続いています。


救出活動、復旧作業を続けておられる方々には、どうかご安全にあられますよう、そして一人でも多くの無事が知らされますよう、お祈り申し上げます。


被害に遭われた方には、謹んでお見舞い申し上げます。
そしてお亡くなりになられた方には、ご冥福を深くお祈り申し上げます。




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耐震改修工事を終えて今春リニューアルオープンした村野藤吾さんの名作、米子市公会堂 (Click!) へ行ってきました。


これから着工をむかえる住宅(東福原の家)の分割請負工事契約会の会場に、公会堂内の集会室を借りることができたためで、リニューアル後の初訪問となりました。数日前には「NHKのど自慢」が生中継されて大変賑やかだったようですが、この日はいつもの米子市内の平日でした。

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先乗りして受付を済ませた後、管理の方にお願いして大ホールを見学させてもらいました。集会室の廊下から通用口を抜けて、この先がホワイエです。抑えた天井高がここちよい緊張感と落ち着きをもたらし、ディテールについてあらためて気付かされることも多かったです。トイレは新しく作り変えられていました。

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舞台と客席は、撮影でテレビカメラが入っているとのことで、内部の見学はここまででした。
ホワイエと客席を隔てる壁に耐震壁が新設されたようです。

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玄侑宗久さんの講演を聞きに伺って以来、6年ぶりの公会堂でしたが、改修を経た、ボタンを付け替え、痛んだ袖口を仕立て直した愛用のジャケットを羽織る「カッコいいおじいさん」のような佇まいのなかに、建築資材が今ほど抱負ではなかったなかでこれだけのものを残した昭和30年代のつくり手のみなさんと、今回の改修に携わった方々の思いを、その僅かでも感じることができたような気がしながら、契約会の準備に集会室へと戻りました。

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会場の集会室1です。


契約会の様子は、次回あらためて書きます。