渡辺浩二設計室 のブログ

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オープンシステム(分離発注方式)をおこなう全国の設計事務所が参加しているメーリングリストに一昨日、住宅ローン金利についてのメールが届きました。株式会社JOファイナンスサービスさんからの投稿です。一部を転記します。


・・・・・住宅金融支援機構 (Click!) は、「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」及び平成27年2月3日に成立した平成26年度補正予算を踏まえ、平成27年2月9日以降に資金をお受取になる方から以下の制度拡充を実施します(簡単に解釈すると、金利優遇の幅を拡大するということです)。・・・・・


どうやら景気対策として、フラット35の金利が引き下げられるようです。


この10年以上、3%を割る金利が続く住宅ローン市場ですが、上記の金利優遇を踏まえた適用金利は、最も低いものは0.50%になるとのことで、念のための申し添えるとこれは変動金利ではなく、借入20年の固定金利です。ある意味「バズーカ砲」です。


それならば併せて、景気対策分を消費税非課税などとで相殺できるようにすれば、制度運営のうちの納税・還付に関する諸々の手間(=歳出)を省けるのではないのかと、かなり素朴な感想も持っていますが、こうした相殺は、コストダウンの実務と地続きのようにも感じています。




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ご存知太安万呂(おほのやすまろ)による最古の日本文学で、作家、池澤夏樹さんの新訳です。


おそらく中学か高校の授業で習っているはずなのですが、おかげさまで全く記憶になく^^;、まっさらな、新鮮な気持ちで読み進めています。


1300年前というと途方もなく昔で、その遠さは想像もつかないほどですが、そのころの人(言葉)たちから1300年間続いた暮らしの先に今の私たちがいるという実感は自分のなかに確かにあるようで、その実感は、これから先についての予感を導くようでもあります。


遠い過去から遡った道程を助走路として未来を想像すれば、絶えず変化(更新)を続けた先の最先端や常識は、おそらく今とは違うスタイルを伴ったものになっているのでしょうが、好きな味や匂いや触りごこちなど、「ヒト」の根っこのところはおおきく変わらないのではと、やや確信めいて思っています。


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久しぶり (Click!) に床下に潜ってきました。築50年の木造住宅です。


ふたを開いて漬物や梅酒のビンを取り出し、床下収納庫を取り外してあらわれた床下の地面は、表面に砂が敷いてありました。床下一面のコンクリートスラブを耐圧版と防湿兼用にする「べた基礎」が主流の昨今ではあまりみかけることはありませんが、湿気もなくさらさらで、土台や大引きなどの構造材にも目立った痛みはなく、非常によい状態でした。


泥もつかず、地上にもどったときに作業着についていたのは砂埃だけでした(よかった!)。


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基礎の上の土台表面に塗られている塗料はおそらく防腐剤で、クレオソート油(=蒸留したコールタール、現在は原則使用禁止)のようです。

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リフォームの際に水まわりを追加設置されたとのことで、給排水管はまだあたらしかったです。

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さらに奥へ進むと、ステンレスの箱状のものが地面に埋め込まれていました。これはなんだと地上に戻った際にその地点をさがすと、そこは掘りごたつでした。


乾燥した床下とはいえ環境は外部と同じで、これはおそらく結露による腐食を防ぐためのステンレスなのかと、先人の工夫を学ぶ床下潜入となりました。


※現在は、ここまでしなくても掘りごたつを設置 (Click!) できます。
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以前このブログでご紹介した、マンションリノベーションの計画案 (Click!) ですが、実施設計、見積を経て先日着工しました。設備工事と解体工事に続いて、現在内部造作工事をおこなっています。