渡辺浩二設計室 のブログ

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地盤調査の公開データといえば、昨年このブログ (Click!) でご紹介した、地盤ネットさんの「地盤安心マップ」 (Click!)  が有名ですが、同業のジャパンホームシールドさん (Click!) も、過去の調査データのウェブ上での公開を先月からはじめています。


着工前の地盤調査が原則必須となった、2000年の建築基準法改正の頃からすでに実績のある「老舗」が持つデータ点数はやはり多く、境港、米子、松江のデータを見渡してみても (Click!) 、かなりのプロット数です。最終的な判断は、計画毎の調査に委ねられるものの、初期段階の資料としては十分参考になります。


かたや、ウェブ公開では先輩の地盤ネットさんも、負けじと進化を遂げていました。地図の当該部分をクリックすると、より詳細な「地盤カルテ」 (Click!) を無料で受けられるサービスをはじめていて、先日私も利用したのですが、本格調査(結果、改良は不要との判定でした)前のよき参考となりました。お互いがそれぞれの持ち味を活かした競争のなかで、大きな流れとしての情報公開が、ここでも進んでいるのだな、との印象です。


一連の報道を見聞きするだけですが、率直に感じるのは、関係者の皆さんが発する、半端じゃないくらいの 「たらい回し感」 で、この国家プロジェクトの 「指揮者の顔」 が全く見えない(見せない?)というか、かなり意地悪な見方をすれば、それぞれの立場と職責の範囲、という隠れ蓑の中からそれぞれが、自分に都合のよいことだけを言っている、といったイメージさえ浮かびます。


判断と根拠、あるいは権限と実務との乖離、そして不透明な情報公開が、この問題の根底にあるだろうことは、市井の建築士である私にも理解はできます。しかし、このことは決して他人事ではなく、クライアント様の大切なプロジェクトを預かる我が身への戒律として、常に傍らに置くべきものであるとも感じています。


今はただ、公正な道筋での解決ができるだけ早いうちになされるよう、願うばかりです。
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クライアント様と建設地の下見に行った時のことです。


「境界のところに金属のプレートが貼ってあるけど、刻印されている桐紋、あれは何を意味するの?」とのご質問をいただいて、あれ、なんだったっけと返答に詰まってしまいました。


どこかで見たはずなんだけどなあと帰って調べたら、桐紋は日本国政府の紋章で、古くは室町幕府の小判にも刻印されていたそうです(・・・・周知ですよね、お恥ずかしい)。


土地境界の位置を示す、境界標には、鋲(びょう)や杭や、写真のような金属製のプレートなどがあるのですが、そこには、矢印などで境界の位置を示すのと一緒に、設置者が誰であるのかが、記されていることもあります。


たとえば、

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これは、市道(歩道)と店舗の境界です。自動車の進入路のうえにあるのでタイヤで磨かれ、矢印や文字の赤色が剥がれて、表面もぴかぴかです。

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国道9号線の歩道で見つけました。 「国」 とは、国土交通省のことで、この近くには 「建」 (旧建設省) のプレートもありました。

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「工」 とは、「え」 ではなく、旧工部省の 「工(こう)」 、旧国鉄のマーク(初代)です。山陰本線の高架下で発見しましたが、残念ながら近くには 「JR」 表記のプレートは見つかりませんでした。

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弊社より徒歩1分、境港郵便局の境界杭(御影石)は、市道との境にあるブロック塀に、半分埋め込まれた状態で設置されています。もともと境界杭があって、そのあとの塀、なのでしょうが、諸事情あってのこの状態なのは想像がつくものの、建築屋の性なのか、杭上端と塀のあいだにできた空間に汚れやゴミが溜まるだろうなあと、前を通るたびに余計なお世話が頭に浮かびます。


といった具合に、境界標の設置者もいろいろで、さらにネットで調べてみると、各省庁やNTT、私鉄、さらには一般企業に至るまで、世の中にはさまざまな 「名前の」 境界標があるようです。


で、金属プレートの桐紋は 「誰」 を示すのかといえば、それは日本国政府、ではなくて、国家資格である 「土地家屋調査士さんの業務である」 ことをあらわしているのだそうで、プレートの紋章をよく見ると、桐紋の中央には、測量の「測」の文字があしらわれていました (調査士会の方に教えてもらいました)。 
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先週の日曜日は、朝から夕方まで東山庭球場にいました。台風の影響で午前中は風が強かった印象でしたが、それにしても暑かったです。


この日は、米子市テニス協会所属のクラブチームの団体戦で、ここ数年は建築士試験と重なって参加が叶わなかったのですが、幸いにも昨年で 「年季明け」 となり、晴れて3年ぶりの出場と相成りました。


団体戦は、ダブルス3ペアとシングルス2人の合計5試合のうち、先に3勝したほうが勝ち抜けのトーナメント方式です。前年の成績に応じて男子は1部から6部まで、女子は1部と2部に振り分けられたそれぞれ8チームが、来年の昇格を目指して戦います。今回は、今年5部に昇格したチームの方に声をかけてもらい、助っ人(という名の人数調整員)として参加させていただきました。
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普段の 「週一テニス」 は夜とはいえ、梅雨明けして夏本番のこの時期は気温も高く、ウォーミングアップの段階で汗だくになります。そこにきて久しぶりのお天道様の下でのテニスですから、もはや若者ではない身としては、一日身体が持つのかとやや心配だったのですが、試合中は 「やっぱり暑いなあ」 と思うくらいで済んだものの、翌日には見事に日焼け跡のヒリヒリと筋肉痛とに襲われて、けれども筋肉痛が翌日(3日後ではない)やってきたのは、ちょっぴり嬉しかったりでした(^^)


強風が神風となってくれたのか、個人的には2勝1敗の戦績で、チームも見事決勝まで進んで来年は4部へ昇格となりました。所用で参加できなかったのですが、夜の打ち上げのビール、飲みたかったなあ・・・